Cutter / Steering Analysis
GPSログから艇長の舵取りを数値化します。誰が測っても部の共有記録に入り、艇長ごとに仕分けされます。
| 指標 | 何を測っているか | 読み方 |
|---|---|---|
| 距離ロス率% | まっすぐ行った場合に比べて、実際は何パーセント長く走ったか。 | 小さいほど良い。1000mで1%=約10m=数秒のロス。これが舵取りの総合点です。 |
| 横偏差 RMSm | 理想の直線から左右にどれだけ外れたか、その代表的な大きさ。 | 小さいほど良い。1.0mなら、おおむね±1.4mの幅で蛇行しているという意味です。カッターの幅が2.3mなので、1m超えると艇半分ぶん振れています。 |
| 横偏差 最大m | いちばん外れた瞬間のずれ。 | RMSが小さくてもここが大きければ、どこか一箇所で大きく膨らんでいます。航跡図で場所を確認してください。 |
| 回頭量°/100m | 100m進むあいだに艇首が振れた角度の合計。舵を当てた総量。 | 小さいほど良い。大きいときは舵の当てすぎです。当て舵は必ず抵抗になるので、少ない舵で真っ直ぐ走れているかを見ます。 |
| 平均速度 / 500m | 直線区間の平均速度と、500m進むのにかかる換算タイム。 | 漕艇で使う「スプリット」と同じ読み方です。クルーの力と艇の抵抗の合計で、舵取りだけの指標ではありません。 |
| 反転 | ブイ回りにかかった時間と、そのときの最低速度。 | 時間は短く、最低速度は高いほど良い。速度が落ちすぎると、立て直すのに大きな時間を食います。 |
| 失速 | 針路がほとんど変わらないのに速度が落ちた区間。 | 舵ではなくクルーの漕ぎを疑う区間です。キャッチの乱れ、オールの空振りなど。 |